2価、4価の子宮頸がんワクチンは、原則として1年以内に3回接種することが望ましいとされいます ・令和5年4月から当院での接種は9価のシルガード9となります シルガード9のみであれば以下の様に年齢により2回で接種完了となる場合があります @1回目の接種が15歳未満の場合:2回接種 1回目から少なくとも5ケ月あけて2回目接種(5ケ月未満の場合は3ヶ月以上あけて3回接種) A1回目の接種が15歳以上の場合:3回接種 1回目から1ヶ月以上あけて2回目、2回目から3ヶ月以上あけて3回目を接種 B9価ワクチンのみでない交互接種の場合は年齢によらず3回の接種になります *年齢により、保護者の同伴がない場合に同意書が別途必要になりますので、必ず案内をよくお読みの上、お忘れのない様ご来院ください |
シルガード9 | ガーダシル |
MSD社 | MSD社 |
1回目接種が15歳以上の場合 *初回・2ヶ月後・6ヶ月後(初回から)の3回 1回目が15歳未満の2回接種の場合 *初回・5カ月以上あけて2回目接種 |
初回・2ヶ月後・6ヶ月後(初回より) 途中でシルガード9に変更の場合も3回接種となります |
HPV6、11、16、18、31,33,45,52,58型の9つの感染予防 | HPV6、11、16、18型の4つの感染予防 |
原則として同じワクチンでの3回接種となっていますが交互接種も認められるようになりました ※発がん性HPV(ヒトパピローマウィルス)にはいくつかのタイプがあり、その中でも16、18型は子宮頸がんから多く見つかるタイプです(2価) HPV6,11型が加わることで尖圭コンジローマ(イボ)の発症予防が期待できます(4価) ※いずれのワクチンも100%子宮頸がんを予防できるわけではありません 既に感染しているウィルスの排除や、既に生じている病変の進行を遅らせたり治療することはできません *令和5年4月より9価ワクチン(HPV6,11,16,18,31,33,45,52,58)が接種可能となりました *予診票の様式変更も予定されていますが、配布済みの予診票はそのままご使用頂くことが想定されていますのでそのままお持ちください *9価ワクチンについては開始年齢により2回での接種完了が可能になりました ・定期接種対象となる方:小学校6年生〜小高1年生(年齢相当)の女性 ・キャッチアップ接種対象となる方:平成9年4月2日〜平成19年4月1日生まれの女性 ※接種期限(令和7年3月31日まで)がありますのでご注意ください *子宮頸がんワクチンを接種後も20歳を過ぎたら定期的に子宮がん検診を受けましょう |